ここ数日、気持ちも地面も不安定で地に足がついていないような日々でしたが。。。
1週間前の自分は、ようやく確定申告を提出し、ちょっとウキウキして本屋に寄り、欲しかった本を買って帰ってきました。
そんなことがもう、1ヶ月も半年も前のような気がします。本を買ったことを昨日思い出しました。
被災地から、都会にいる娘さんにビデオメッセージされたお母さん。『あなたは今、就職活動で大変だと思うけど、あなたなら大丈夫!必ず採ってくれるところがあるから自分を信じて、頑張って!』
お父さんが関東地方で働いている5、6歳くらいの女の子。『元気だよ。早く迎えに来てね!』
避難場所でようやくパン1つを受け取れた女性の方。『ここはまだいいんです。もっとひどい所があるんです。どうか、そこの人たちのこともお願いします。』
東北の方々は離れている家族のこと、誰かをいつも思いながら、毎日をただただ実直に過ごしていただけなのに。。。災害はどこで起こっていい、というものでは決してないけれど、この寒さの中、どうしてここの方たちに…と思うと涙が出ます。
でも、改めて思いました。日本人は凄いです! 現実を受け止めて、自分だけじゃない誰かのことを思ってて、心配しないように、何か役に立ちたいと思っている。数ヶ月前にGDP(国内総生産)が中国に抜かれ3位になったことを『日本が2位だったことを忘れていた』なんて存在感の無いことを言われていましたが、日本はもっと根っこの部分で、よそにはないDNAを長い間受け継がれているんじゃい!と確信しました。
若者たちが、体力のある自分たちも何かをしたい!といろんなところで立ち上がっています。そういう気持ちが根っこにありながらも、今までのニッポンでは発揮する所がなかっただけかもしれない。モノがあふれている、形だけの『裕福』。
上越でも被災者の方々の受け入れが始まり(上越市身体障害者体育館)、ボランティア登録しました。未だ呼び出しがかからないのがもどかしいのですが…。東北の方、可能な限りぜひいらしてください!体育館が隣接しているので、子供たちの遊び場にもなると思います。
少しでも早く、心穏やかに過ごせる日が来ますように。毎日被災された方々のことを信じて祈っています。大丈夫!きっと朝が来ます!